大学の卒業式に行かない割合|気になる理由と後悔の有無を考察

大学の卒業式に行かない割合|気になる理由と後悔の有無を考察

大学の卒業式は人生の節目となる大切な行事ですが、実は全ての学生が出席しているわけではありません。卒業式に出席しない学生は約1割にのぼるそうです。なぜ卒業式に出席しないのでしょうか?卒業式に出席しないことを後悔する人はいるのでしょうか?

本記事では、大学の卒業式に行かない学生の割合や理由、後悔の有無、そして卒業式に出席することのメリットについて詳しく解説します。卒業式に出席するかどうか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。きっと卒業式に出席したくなるはずですよ。

目次

大学の卒業式に行かない割合

さて、大学の卒業式に行かない人たちは、どれくらいいるのでしょうか?

株式会社KIRINZの調査によれば、大学の卒業式に参加予定の学生は86,5%という結果が出ていることから、大学の卒業式に行かない人たちは全体の14,5%であると言えます。具体的には、10人に1人から2人は卒業式に出ないわけです。

①卒業式に参加予定の大学生は86,5%!オフラインで卒業式が開催される大学は61,3%。オンラインオフライン両方やオンラインのみも。懇親会は中止が64,9%。

PR TIMES『【2021年大学の卒業/卒業旅行に関する調査】緊急事態宣言下での卒業旅行は国内旅行がスタンダード?!コロナ禍で大学の卒業を迎える大学4年生の調査結果を発表』より引用

大学の卒業式は人生の節目となる重要な行事ですが、実は全ての学生が出席するわけではありません。小学校、中学校、高校と比較すると、大学では学生自らが自由に活動できる環境ですので、これだけの数の学生が卒業式に出席しないのも納得できるかもしれません。

大学生活の中で、各自が自分の興味関心に沿って過ごしてきたからこそ、卒業式への参加についても個人の意思が尊重される傾向にあるのです。

また、大学の卒業式は、高校までの卒業式とは雰囲気が異なります。小学校、中学校、高校の卒業式では在校生も参加し、後輩から送辞をもらったり、全校生徒で校歌を歌ったりするのが一般的ですが、大学の卒業式は卒業生のみが主役となるセレモニーです。

在校生との交流も少なく、学生生活の締めくくりというよりは、卒業生を社会に送り出す儀式という色合いが強いのです。このような大学卒業式の特性も、学生の参加率に影響を与えているのかもしれません。卒業式に参加しなくても、学生生活の思い出作りは別の形で行えると考える学生が一定数いるようです。

2大学の卒業式に行かない理由

それでは、どのような理由で学生は卒業式に参加しないのでしょうか。

ここでは、代表的な3つの理由について見ていきます。

理由1 大学行事に興味がない

大学生活の中で、卒業式はあくまでも一つのイベントに過ぎません。特に、大学行事全般に興味を持てなかった学生にとっては、卒業式もまた自分にとって重要な意味を持たない行事と捉えられがちです。

このような学生は、大学生活を通して自分の興味関心に沿った活動に注力してきた傾向があります。例えば、サークルやボランティア、アルバイトなど、学業以外の活動に情熱を注いできた学生は、大学主催の行事には魅力を感じにくいかもしれません。

また、大学側の卒業式運営に疑問を感じる学生もいるようです。画一的な式自体に物足りなさを感じ、卒業式への参加意欲が高まらないケースがあるようです。そのため、卒業式という大学主催の行事には魅力を感じにくいのです。

理由2 友達と一緒に過ごした方が楽しい

卒業式当日、友人と過ごす時間を優先する学生もいます。大学時代に築いた友情は、社会人になってからも継続していくことが多いですが、卒業を機に物理的に離れ離れになるケースも珍しくありません。

そのため、最後に仲の良い友達とゆっくり過ごす時間を大切にしたいと考える学生は、卒業式よりも友人との思い出作りを選ぶ傾向にあります。

特に、遠方から進学していた学生や、アルバイトやサークル活動で多忙だった学生は、友人とゆっくり過ごす時間を持てなかったという思いを抱えている場合があります。卒業式よりも、最後のひと時を仲間と過ごすことを優先する心情は理解できるでしょう。

大学生活では、同じ学科の友人だけでなく、サークルやゼミ、アルバイト先など、さまざまな場所で出会った仲間との交流が深まります。卒業式に出席しなくても、そうした大切な友人との絆を確かめ合う時間を持つことが、何よりも重要だと感じる学生は多いのかもしれません。

理由3 多忙なため、時間を確保できない

大学卒業が近づくと、多くの学生が就職活動や進学準備に追われる時期でもあります。

特に、卒業式直前は心身ともに多忙を極める学生が少なくありません。企業への出社が決まっている学生は、入社前研修への参加が必須だったり、引っ越しの準備で忙しかったりします。また、大学院への進学が決まった学生も、研究室配属の調整や新生活の準備に追われます。

卒業式が平日に行われる場合、すでに内定先の会社で働き始めている学生もいます。社会人としての責任を果たしながら、卒業式に参加するのは難しいと判断するケースもあるでしょう。卒業式は大切な節目ではありますが、出席できない事情を抱えた学生もいるわけです。

大学の卒業式に出ないと後悔するのか?

なお、卒業式に出席しなかったことを後悔する学生はいるのでしょうか?

こればかりは、個人によってさまざまであると言わざるを得ないでしょう

実際、小学校や中学校などのクラス単位でコミュニティが機能しているわけではありませんから、大学の卒業式は基本的に参加して終わるくらいの体験に過ぎません。その意味では、「参加しとけばよかった」と心から後悔するようなものでもないと言えます。

ただ、「大学を卒業する」という人生の節目を卒業式という通過儀礼を経ることで実感して、社会人としてステップを意識しやすくなるということもあります。せっかく通った大学ですから、顔を出すだけでも参加してみてはいかがでしょうか。

大学の卒業式に出席するメリット

ここまで、大学の卒業式に出席しない理由について見てきましたが、卒業式へ参加することのメリットも見逃せません。ここからは、卒業式に出席する意義について考えていきましょう。

メリット1 新生活への意欲が高まる

大学の卒業式は、学生生活の終わりと社会人としての新たなスタートを象徴する重要な儀式です。卒業式に参加することで、自分の中で学生生活に一区切りをつけ、新社会人としての意識を高めることができます。

卒業証書を手にした瞬間、学位帽を空に投げる瞬間など、卒業式ならではのセレモニーを体験することで、新しい生活への決意を新たにする学生も多いようです。

また、卒業式での学長や来賓のスピーチは、卒業生を激励し、社会でのさらなる活躍を願うメッセージに溢れています。すなわち、人生の節目を実感し、次のステップへの心構えを整える良い機会となる可能性もあるわけです。

なかには、卒業式に出席することで、改めて自分の学生生活を振り返る機会を得ることもあるでしょう。入学から卒業までの年月を思い起こし、自分なりに頑張ってきたことを認め、自信を持って新しい一歩を踏み出すことができるわけです。

メリット2 家族や教職員への感謝を直接伝えられる

大学の卒業式は、学生だけでなく、家族や教職員にとっても特別な一日となります。すなわち、卒業式では、学生の成長を見守り支えてきた家族や、指導してくれた教授への感謝の気持ちを直接伝えるチャンスです。

晴れ姿で卒業式に臨む姿を、家族は待ちわびているものです。両親への感謝の言葉を伝え、記念撮影をする卒業式のひと時は、家族にとって一生の思い出となるでしょう。

また、ゼミの指導教員など、特に親しくしていただいた教職員とも、卒業式を機に改めて感謝の気持ちを伝えることができます。

研究や就職活動の相談に乗ってもらったこと、ときに厳しくも温かい指導をしてもらったことなど、お世話になったエピソードを振り返りながら、直接お礼を言葉にできるのは、卒業式ならではの貴重な機会です。

卒業式は、家族や教職員への感謝を示す場であると同時に、卒業生自身が感謝の気持ちを自覚する場でもあります。支えてくれた人々への感謝を胸に、新たな一歩を踏み出すことができるはずです。

メリット3 同級生との最後の思い出を共有できる

卒業式は、同級生が一堂に会する最後の機会でもあります。学科やゼミ、サークルなど、大学時代にさまざまな形で関わった仲間との思い出を振り返り、最後の時間を共有することは大変貴重な体験となります。

卒業式での学位記授与や学歌斉唱、記念撮影など、かけがえのないセレモニーを皆で体験することは、卒業生同士の心の結びつきを一層強めるでしょう。卒業アルバムや記念写真として形に残せるのも、卒業式ならではの魅力です。

特に、大人数の学科やサークルに所属していた学生にとって、卒業式は久しぶりに全員が顔を合わせる機会となります。在学中は頻繁に会えなかった仲間とも、卒業式を機に再会を果たし、学生生活の思い出話に花を咲かせることができるでしょう。

また、卒業式後の謝恩会や二次会なども、同級生との絆を深める大切な場となります。それぞれの進路について語り合ったり、お世話になった教職員へのサプライズを企画したりと、卒業生ならではの企画が実現するのも、この日の特別な雰囲気があるからこそです。

卒業式に参加することで、同級生との最後の思い出作りができるだけでなく、その後の人生においても心の支えとなる絆を確かめ合うことができるはずです。

人生の節目を決意と感謝で締めくくろう!

大学の卒業式は、学生生活の締めくくりであると同時に、新たな人生の始まりを告げる大切なセレモニーです。卒業式への参加は、学生一人一人の判断に委ねられますが、この節目を最大限に活用することをおすすめします。

新しい門出に向けた決意を固め、支えてくれた人への感謝を伝える特別な一日を、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。卒業式でのひとときは、きっと皆さんの人生の中で輝かしい思い出となるはずです。

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本記事の監修者

1990 年生まれ。慶応義塾大学福澤諭吉文明塾 CP7期生。公共法政策修士(東北大学)。 研究分野はレジリエンスの社会政策。2017年より東日本国際大学・福島復興創世研究所の准教授として福島復興の研究及びプロジェクトに携わりながら、大学でゼミや授業を開講。2019年より独立し、オウンドメディアの開発・運用・売却、データ解析、SEO対策、SNS(Facebook、Twitter、インスタグラムなど)を含む広告宣伝の企画と運用、記事作成、CIデザインなどマーケティングに関わるサービスをワンストップで提供している。福島県総合計画審議委員会の審議員を歴任。

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