修学旅行の面白いスローガン6選|かっこいい四字熟語や決め方のコツを紹介

修学旅行の面白いスローガン6選|かっこいい四字熟語や決め方のコツを紹介

学生にとって修学旅行は一大行事です。学生同士の交流を深めたり、地域の歴史や文化、自然に触れたりと、人生の良い思い出になるでしょう。その際、修学旅行の一体感や高揚感などをより高めるために、スローガンを決める学校も多くあります。

とはいえ、いざスローガンを考えようとしてもうまく決まらずに困ってしまう人たちもいるはずです。そこで、この記事では、修学旅行におすすめの面白いスローガンやスローガンを決めるときのコツを解説します。みんなで心に残る

目次

修学旅行の面白いスローガン6選

覚えやすく親しみやすいスローガンにしたい場合、面白さは大切です。学生の間で流行っているアニメ・漫画ネタや名言、ダジャレなどを一部変更すると面白いスローガンになる可能性もあります。そのため、身近な言葉を参考にすることもおすすめです。ここでは6つの具体例を紹介します。

その1 そうだ、〇〇に行こう!

有名なCMのフレーズになぞらえた例です。〇〇の部分に修学旅行の行き先を入れるだけで、親しみやすく面白いスローガンになります。例えば、「そうだ、鎌倉に行こう!」など簡単で合言葉にもなりやすいのではないでしょうか。

その2 絶対に〇〇修学旅行がここにはある

有名なCMのフレーズになぞらえた例です。〇〇の部分に「楽しめる」「最高な」「忘れたくない」などの言葉を入れて学校らしさを出すことで、印象に残るスローガンになります。

その3 修学旅行の王に俺はなる!!

有名な漫画『ONE PIECE』の主人公モンキー・D・ルフィの名言になぞらえた例です。これから夢に向かって旅立つ冒険心が表れており、修学旅行に前向きになるようなスローガンです。

その4 なんくるないさ、たのしーさー

行き先の方言やシンボル、名物などをスローガンに組み込んだ例です。沖縄の方言である「なんくるないさ」と「シーサー」を組み込んだことで、楽しさが伝わります。北海道の「ソーラン節」、奈良の「鹿」、京都の「おいでやす」などもスローガンに活用できるかもしれません。

その5 友と奈良 京都いう日が 最高に

行き先が奈良・京都の場合に、ダジャレを組み込んだスローガンの例です。この他にも「さあ行こう、最高の旅に」などのダジャレも覚えやすいため、よく見かけるフレーズです。

その6 さあ出かけよう 思い出のあふれる〇〇へ

有名な合唱曲のワンフレーズをスローガンに組み込んだ例です。〇〇の部分には、行き先を入れることで、修学旅行がはじまる高揚感が伝わります。

スローガンに使えるかっこいい四字熟語まとめ

四字熟語をスローガンにすることで、修学旅行にかける想いをわかりやすく共有できます。その際のおすすめは、難しすぎない四字熟語を選ぶことです。意味を知らない人でも、漢字からどのような意味か連想できるものにすることで、覚えてもらえるでしょう。

ここでは、わかりやすくかっこいい四字熟語を10個まとめました。ぜひ参考にしてください。

  • 一期一会

一期一会とは、「一生に一度限りの出会いや機会」を意味します。修学旅行も、今のクラスメイトとともに旅先で学び、体験し、交流できる唯一の機会です。一期一会をスローガンにすると、貴重な機会を全力で楽しみ、行き先での出会いを大切にすることを、学生の心に留めることができるでしょう。

  • 温故知新

温故知新とは、「昔のことを知り、学ぶことで、新しい知識や見解を得ること」を意味します。修学旅行でも地域の歴史に触れることで、新しい発見につながる機会は多くあるでしょう。すなわち、温故知新は、「修学旅行の本来の意義を忘れずに活動したい」という場合におすすめの四字熟語なのです。

  • 順風満帆

順風満帆とは、「物事がすべて順調に運ぶこと」を意味します。修学旅行では、多くのクラスメイトとはじめての旅行に行くことになります。そのため、ハプニングやトラブルが発生することもあるでしょう。以上のことからも、「問題が発生せずに、修学旅行の期間中いつでも楽しめるように」という願掛けのような意図でスローガンに用いられます。

  • 一致団結

一致団結とは、「目的を達成するために、心を一つにして協力し合うこと」を指します。修学旅行では、多い場合に100人以上の学生がともに行動することになるため、協力し合わなければ、予定どおりの行動はとれません。したがって、全員が一致団結して修学旅行を楽しみたいという場合に適している四字熟語です。

  • 楽学両道

楽学両道は四字熟語ではなく、修学旅行のスローガンやテーマとしてよく利用されている言葉です。「楽しさと学びのバランスを取り、どちらも両立させること」を指します。楽しいだけでなく、きちんと勉強としての活動であることを意識したいということを掲げるうえで、適した四字熟語です。

  • 花鳥風月

花鳥風月とは、「自然の美しい風景」を指します。歴史や文化に触れるだけでなく、美しい自然に触れる体験を修学旅行に取り入れている学校も多いでしょう。そのため、美しい自然に触れる機会が多い場合には、おすすめの四字熟語です。

  • 晴好雨奇

晴好雨奇とは、「晴天でも雨天でも、景色が素晴らしく、趣があること」を指します。修学旅行では期待していたとおりに物事が進まないこともあるでしょう。しかし、その都度落胆し、怒りを覚えていてはせっかくの修学旅行も良い思い出にならないかもしれません。そのため、ハプニングも含めて楽しもうという意味を込めるためには、晴好雨奇はぴったりの言葉といえます。

  • 開心見誠

開心見誠とは、「心を開き、誠意をもって相手と接すること」を指します。数日間ですが、友達と長時間にわたり一緒に過ごすことになります。隠しごとをせずに本音で話し合うことで、これまで見えてこなかった新たな一面を知ることができるかもしれません。深い交友関係を築きたい、友情を大切にしたい場合におすすめの四字熟語です。

  • 品行方正

品行方正とは、「心が道徳的で行いが正しく、立派なさま」を指します。仲の良い友達とはじめての場所に旅行に行くことで気分が高揚し、普段ならしないような態度や行動をしてしまう場合があります。モラルが低下し、ルール・法律違反につながると、思いがけないトラブルに発展してしまうかもしれません。そうした行いをしないように戒めるためには、品行方正は適した四字熟語といえるでしょう。

  • 一寸光陰

一寸光陰とは、「わずかな時間であっても、ムダにしてはいけないこと」を指します。自分の苦手な取り組みがある場合には、修学旅行であっても早く過ぎてほしいと思うこともあるかもしれません。しかし、修学旅行は貴重な機会です。マイナスの感情にとらわれずに大切に過ごしてほしいという意味を込めるのにぴったりの四字熟語です。

修学旅行のスローガンを決めるときのコツ

ここまで、修学旅行のスローガンの例を紹介しましたが、「せっかくだから自分たちで考えたい」という方も多いでしょう。そこで、面白いスローガンにするための作成のコツを3つ紹介します。ぜひ、参考にしてください。

その1 覚えやすいリズムを意識する

第1に、スローガンは、まず全員に覚えてもらうことが欠かせません。だからこそ、リズミカルで口ずさんでしまうような記憶に残りやすいフレーズを意識しましょう。

例えば、俳句の「五・七・五」のリズムや韻を踏むこと、繰り返し同じ言葉を使うこともおすすめです。

その2 ユーモアを込める

自分たちならではのユーモアに込めることで、親しみやすく個性的なスローガンが生まれます。よくあるフレーズでも、1か所変更することで印象が大きく変わるでしょう。

個性を出す最も手っ取り早い方法は、自分たちの学校名や愛称などを入れて「〇高生」「伝説の〇〇組」などを入れることです。

ただし、ユーモアを込めようと長文になってしまうと覚えにくくなってしまうため注意しましょう。シンプルでわかりやすいフレーズを目指してください。

その3 ブレストを行う

ブレインストーミング(Brainstorming)とは、「複数人でアイデアを自由に出し合うことで、新しい発想を得る方法」のことです。

スローガンづくりで最も苦労する点が、「新しいアイデアを出すこと」でしょう。個人でなく、複数人でアイデアを出すことで、効率的に新しいアイデアの創造につながります。

さまざまな手法があるブレインストーミングですが、大切なことは「質より量を重視する」「他人のアイデアを非難しない」「自由にアイデアを出す」といった誰でもできることです。付箋とペンを用意し、みんなで楽しく話し合いましょう。

みんなで楽しく話し合おう!

この記事では、修学旅行の面白いスローガンやかっこいい四字熟語のスローガン、スローガンの作り方のコツについて解説しました。

スローガンは修学旅行を楽しく、有意義な活動にするために作るものです。そのため、スローガンづくりもみんなで楽しく話し合うことが大切です。自分たちにぴったりのスローガンを作るためにも、まずは新しいアイデアを一つずつ出し合ってみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

HTT編集部は幼児教育、学校教育、大学教育などの教育を専門的に扱い、読者の皆様に記事形式で情報を伝達するプロフェッショナルです。教育分野に知見のあるライター、編集者、研究者、校閲者から構成されたチームで記事を制作しています。

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