高校受験を考えるにあたって、倍率を理解することは重要です。特に、倍率の高い学校を志望する場合は受験対策をしっかりしておかないと、合格を勝ち取れないおそれがあります。とはいえ、いきなり「倍率が高い」と言われても、イメージがつきづらい人もいるはずです。
この記事では、高校受験において「倍率が高いとは何か?」という疑問に言及しています。気になる基準や不安になったときの対処法も紹介しているので、これから高校受験が始まる方は参考にしてみてください。
倍率とは?
倍率とは、受験者数を募集定員で割った値を示しています。それによって、合格する人の割合がよくわかるわけです。例えば、倍率が2.0倍だった場合、2人に1人が合格します。すなわち、もう1人は落ちるわけです。倍率が0.5倍の場合は1に満たないので、足切りがない以上、全員が合格することになります。
倍率が高いとは?
それでは、「倍率が高い」とは具体的にどのようなことを表しているのでしょうか?
結論から言えば、「倍率が高い」とは平均以上の倍率になっている状態を指しています。要するに、募集人数に対して受験者数が多くなっており、合格するのが難しいということです。
逆に、「倍率が低い」とは平均以下の倍率を指しており、1.0以下の状態であると言ってよいでしょう。受験者が集まっていないことから比較的に合格しやすい高校であると言えます。
倍率が高いと低いの基準
それでは、具体的に倍率の高いと低いを評価するための基準について説明していきます。公立と私立で判断の仕方が異なるので、それぞれ解説していきます。
公立高校の場合
公立高校の受験では、平均倍率が1.1〜1.5倍と言われています。すなわち、この数値を超えると倍率が高いと言えます。反対に、その値を下回るならば倍率が低いと評価できるでしょう。
私立高校の場合
私立高校の受験では、平均倍率は2.0〜4.0倍と言われています。実際、2025年度一般入試では、都内の全日制178校の平均倍率は2・97倍でした。その意味では、3.0倍を超えると高いと考えてよいでしょう。公立受験よりも高くなっており、それだけ受験者が多いと言えるのです。
高校受験の倍率が高くて不安になったときの対処法
実際のところ、自分が受験する高校の倍率が高いと、不安になりますよね。
しかし、対処方法を知っていれば少しは不安を軽減させることができるのではないでしょうか。
方法1 倍率が合否の基準ではないと考える
第1に、倍率だけが合否を決定する基準ではないことを意識し直しましょう。たしかに、倍率は合格者する人の割合を示すものですから、数字に左右されるのはわかります。
けれども、倍率が高いから落ちるのではなく、あくまでも入試の点数が重要です。要するに、実力がしっかりあれば、倍率が高くても関係ないわけです。その意味では、少しでも長い時間勉強したほうが得策であると言えるでしょう。
加えて、記念受験の人たちもいます。特に、有名な高校ならば、「受からくてもとりあえず受けてみよう」と考える学生もいるんです。そのため、倍率が高いといって極端に怯える必要はないのです。
方法2 志望校を変更する
第2に、倍率の低い高校に志望校を変更するのもよいでしょう。
特に、模試の判定が悪い場合は、現実の入試でも落ちる可能性が高いと言わざるを得ません。したがって、下手にチャレンジするのではなく、確実に受かる進路先を見直すことも現実的に重要なのです。
やはり、「4人に1人しか受からない」など落ちる人数が多くなればなるほど、「それが自分なのではないか?」と感じるのも理解できます。けれども、倍率が平均的かつ実力に見合った高校ならば、過度な不安を感じることもないはずです。
方法3 過去問を解く
第3に、過去問を解いて実力をチェックしましょう。
不安を感じたときに大切なことは、その原因を具体的に特定することです。もし、実力に心配があるならば、一度過去問を解いてみましょう。実際、問題が難しいと感じるならば、その不安は適切なものであり、志望校を見直す必要があります。
しかし、すらすらと解けるようであれば、あなたの力が通用することを示しています。すなわち、不安は喜憂であり、漠然としたものに過ぎないわけです。冷静に現状を評価して、志望校との距離感を掴んでおきましょう。
1問でも多く問題を解こう
高校受験を考えるにあたって、志望校の倍率は重要な指標です。けれども、倍率がどんなに高かろうが、テストで結果を出せば受かるのが受験です。ライバルの存在を意識するくらいなら、1問でも多く問題を解いて合格点を獲得するために勉強すべきです。
試験の合否は、たった1点の差で左右されるものです。1倍率に左右されない実力をつけ、体調を整えて試験に臨みましょう。目標に向かって頑張るあなたを、応援しています。
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