うざい先生の特徴3選|具体的な対処法と潰すのは辞めたほうがよい理由

うざい先生の特徴3選|具体的な対処法と潰すのは辞めたほうがよい理由

みなさんのなかには、学校の先生に対して「うざい」というネガティブな感情を抱いている人たちもいるかもしれません。人間ですから相性もありますし、先生だからと言って必ずしも尊敬できるような人格を兼ね備えているとは限らないのが現実です。

とはいえ、実際に、鬱陶しい先生とはどのような人なのでしょうか?

この記事では、うざい先生の特徴についてまとめています。また、具体的な対処法と嫌だからといって潰そうと考えるのは適切ではない理由も紹介しているので、学校の先生が嫌いな人は参考にしてください。

目次

うざい先生の特徴3選

さて、うざい先生とは、具体的にどのような特徴があるのでしょうか?

一概には言えませんが、ここでは3つの視点からうざい先生の性質について言及していきます。

特徴1 物事を勝手に決めつける

はじめに、うざい先生には「生徒の考えや気持ちを聞くこともせずに勝手に決めつける」という特徴があります

例えば、見た目だけで「この生徒は勉強する気がない」や「あの子は問題児だ」といった具合に内面を見ることもせずに評価を下してしまうわけです。先生と生徒の関係に限らずに、事情も知らずに自分のことを決めつけてくる人は全般的に「うざい」ですよね。

いうまでもなく、一人ひとりには個別具体的な事情や考えがあるものです。それにもかかわらず、背景を知ろうともしないで、物事を決めてつけるのは単なる偏見でしかありません。

特徴2 人によって態度が異なる 

続いて、生徒によって態度が異なるのも「うざい」先生の特徴であると言えます

いわゆる、「えこひいき」は嫌われる先生の代表的な特徴であると言えます。具体的には、成績が良い子には優しくして、悪い子には厳しくするといった態度を指します。当然ながら、生徒は先生をよく見ていますから、理不尽な振る舞いを見ればネガティブに感じるのは自然なことです。

もちろん、先生も人間ですから好き嫌いがあるのは当たり前です。それでも、教師という立場である以上、生徒に対しては平等に接するべきです。

特徴3 言動が一致しない 

最後に、言っていることとやっていることがバラバラなのも「うざい」と思われる特徴のひとつです

先生は生徒を指導する立場ですが、本人の言動が一致しなければ信頼には値しません。むしろ、生徒からすれば、「お前にだけは言われたくない」という感情になりますよね。

特に、生徒には厳しいルールを押し付けておきながら、先生は自分の好き勝手にするなんてことは言語道断ですよね。「遅刻厳禁!」と言っておきながら、始業時間ギリギリに教室に来たり、「忘れ物は減点!」と言っておきながら、教材を職員室に取りに戻ったりなんてことをすれば信頼を失います。

嫌いな先生がいるときの対処法

それでは、嫌いな先生がいるときは、具体的にどうすればよいのでしょうか?

ここでは、3つの視点から具体的な対処法について説明していきます。

方法1 反面教師にする

「嫌いな先生との関係で学べることなんてない」と思う人もいると思いますが、実はここには成長のヒントが隠れているんです。うざい先生の行動や態度をじっくり観察してみると、「自分だったらどうするか?」と考えるきっかけになります。

例えば、立って偉そうに生徒を見下ろす先生を見て、「目線を合わせることの大切さ」を学べますよね。また、感情的に怒鳴る先生を見て、「冷静なコミュニケーションの重要性」に気づくこともできます。

これは、とても貴重な学びの機会なんです。否定的な体験を、自分を高めるための「教材」に変えられるんです。その反発心や違和感は、自分なりの理想や価値観を作っていく大切な一歩になります。

方法2 冷静な距離感を保つ

「うざい先生」からストレスを受けすぎないように、適度な距離感を保つことも賢い対応です。

必要以上に近づきすぎると、ちょっとしたことでもイライラしやすくなります。だからといって、露骨に避けるのもよくありません。そうすると、今度は先生の方が気にして余計に干渉してくるおそれがあります。したがって、大切なのは、必要な時だけコミュニケーションを取るということです。

例えば、「授業中は真面目に聞くけど、休み時間は自然と距離を取る」「質問は本当に必要な時だけにする」「挨拶はするけど、余計な会話は控えめにする」こういった工夫をすれば、関わりを最小限にできますよね。この「ほどよい距離感」が、一番ストレスが少ない付き合い方なんです。まるで扇風機の風みたいに、近すぎず遠すぎず、心地よい距離を保つイメージです。

方法3 ただの人だと理解する

「この先生、むかつく!」と思った瞬間、実はもうその先生にペースを握られてしまっているんです。だからこそ、相手を「先生」という立場で見るのではなく、「ただの人」と位置付け直すのも有効です。

例えば、説教が始まっても「へー、そうなんだ」くらいの気持ちで聞き流し、イライラする言葉を投げかけられても「ふーん」といった感じで素通りするようにしましょう。「先生」という立場で聞くのではなく、自分の人生とは関係のない大人として受け流していくわけです。

嫌な先生でも潰すのは辞めたほうがよい理由

なお、なかには、先生が嫌いすぎて「何とかして潰してやる」と物騒なことを考えている人たちもいるかもしれません。それだけ嫌な想いをしたのかもしれませんが、法に触れるような行為をしたわけでもない相手を潰そうとするのは禁物です。ここでは、その理由を説明していきます。

理由1 時間と労力を無駄にする

そもそも嫌いな先生にエネルギーを使うのは人生の貴重な時間と労力を無駄にする行為です。

実際、先生を辞めさせようと思えば、退職を願うに値する合理的な理由と証拠を集めたり、保護者をはじめ協力者を募ったりするなど、いろいろと大変です。二度と戻ってこれない青春時代を先生を攻撃するために使用するのは賢い選択とは言えません。

結局、相手を落とし入れようとする時間があったら、自分の興味あることに使った方が何倍も有意義なんです。その時間で好きな本を読んだり、新しい趣味を見つけたり、友達と遊んだりと、他にできることはいっぱいあります。

理由2 周りから危険視される

先生を潰そうとする生徒は、周りにとってはすごく怖い存在なんです。場合によっては、クラスメイトが「あの子、なんか怖いな…」と距離を置き始めるかもしれません。そうなれば、友達関係も徐々に冷めていって、気づいたら孤立していた、なんてこともありえますよね。

また。「危険な生徒」というレッテルが一度貼られると、なかなか剥がれないのが現実です。進学や就職の時にも影響しかねないですし、一時の感情で行動して、将来にまで影響が出るのはもったいないです。自分の評判を下げてまで誰かを潰そうとするのは賢明であるとは言えないでしょう。

理由3 訴えられるリスクがある

最近、SNSで先生の悪口を投稿したり、授業の様子を勝手に撮影して拡散したりして、大問題になるケースが増えているんです。こういった行動は、「名誉毀損」や「侮辱罪」に該当する可能性があるんです。

冗談のつもりであげた投稿が、後々大きな騒ぎに発展することもあります。しかも、未成年だからって見逃してもらえるわけではないんです。

警察沙汰になったり、賠償金を請求されたり、なんてことも考えられます。両親に迷惑をかけることにもなりますので、先生が法律を破るなどの明らかに悪いケースを除いては下手に追い詰めようと企むのはやめたほうがよいでしょう。

先生も一人の人間にすぎない

教師と言えども、一人の人間です。この世に完璧な人がいないように、先生も不完全な存在なのです。だからこそ、生徒として好き嫌いがあるのも自然なことなのです。けれども、相手が嫌だからといっていじめるようなことをしてはいけません。

大切なことは嫌いな人もまた自分の人生を高めるのに役立つ知恵を与えてくれることに気づくことです。すなわち、「自分はこういう人は嫌いなんだ」という自己理解を深めるには「うざい存在」が必要なのです。だからこそ、「反面教師」にして自分を磨くことが大切です。

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この記事を書いた人

HTT編集部は幼児教育、学校教育、大学教育などの教育を専門的に扱い、読者の皆様に記事形式で情報を伝達するプロフェッショナルです。教育分野に知見のあるライター、編集者、研究者、校閲者から構成されたチームで記事を制作しています。

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